神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校


どりの風




横浜緑ケ丘高校は今年、創立92年目を迎えました。私は今年度4月に着任した副校長の辻です。緑ケ丘高校のすばらしい「校風」を引き継ぎながら、生徒たちが自分の目標を定め、勉学、部活動、学校行事など様々な活動に一生懸命取り組んでいる様子を皆さまにお伝えしていければと思っています。

平成27(2015)年4月
副校長  辻須美子
 

もくじ

ボランティアとして、中区の「土砂災害避難勧告訓練」に参加しました!
平成28(2016)2月08日
    
1月16日土曜日、午前10時から、中区が主催している「土砂災害避難勧告訓練」に2年生、夏海大斗さんと宮崎優子さんと一緒に参加しました。 
    
大変寒い中でしたが、グループホーム「本牧生活の家」に集合し、ホームの方の車椅子を大鳥小学校まで押して行き、一緒に避難をしました。 
    
大鳥小学校では、横浜市中消防署が行う訓練(被災したと想定した車両からの救助)を見学し、区長等の講評を聞き、また本牧生活の家に戻りました。 
    
緑高生の参加を、グループホームの方も、社会福祉協議会の方も、連合町内会や区の方もとても喜んでくれました。 
    
地域との連携・交流は大変有意義だったと考えています。 
    
グループホームの職員の方が、帰り道、2人の生徒にお願いということで、次のように切実に語っていました。 
    
「大学生のボランティアさんがホームに手伝いに来てくれることがあり、本当に嬉しく、助かっている。大学に入ってからでもよいので、是非是非時々ボランティアで手伝いに来てくれると嬉しい。」 
    
緑高生の皆さんも、勉強や部活でとても忙しいとは思いますが、是非、時間を作ってボランティアに参加しましょう!宜しくお願いいたします。 
    
最後に夏海さんの感想です!「震災のとき、私たち高校生は地域のためになにができるのかということを考えるきっかけになりました。自分にとって貴重な体験になりました!」 
    
 
    
冬の花植えについて
平成28(2016)2月01日
 1月12日(火)に、プランターに花植えを実施しました!
 参加者は1年生環境美化委員の1年生8名と、後援三徳会、牧陵会の方々及び職員で、新しく買ったプランターに寄せ植えを行いました。ご協力本当にありがとうございました。
 植えた花・植物は、パンジー、エリカ、アリッサム、ジュリアン、クッションブッシュ、白妙菊、マーガレット、ゴールドクエスト、ストック、ミニバラ、初雪カズラなどです。
 雪や霜の季節の中ではありますが、皆で大切に育てて生きましょう!
       
緑高の図書館は魅力的な図書館である
平成27(2015)11月05日
  今回、図書委員会の2年B組井上淳委員長から、次のとおり図書委員会、図書館の紹介をいただきました。ぜひ、お読みください!
 「緑高の図書館は魅力的な図書館である。このことを知っている人はあまり多くないと思われる。この機会に、緑高図書館の魅力とそこで活動をする図書委員について知っていただけたら幸いである。
  この『みどりの風』のページで図書委員は読書会についての記事を載せていただいたことがある。それはもう2年前のことになる。そう、2年前だ。当時は図書館棟――現東館――に図書館があったらしい。2年生である私は当時のことは知らない。故に当時との比較はできないが、今の図書館について大変魅力的であると胸を張って言うことができる。南館の1Fにあり、外がよく見える開放的なラウンジに、緑高の歴史を振り返ることができる牧陵校史資料室。生徒からのリクエストの多さに裏付けられる多種多様な本が並べられている閲覧室。休み時間や放課後には多くの利用者がいる活気の良さ。白を基調とした明るい図書館は我が校の誇りである。
  このような図書館で活動としているのが私たち図書委員である。前期か後期に週に一回カウンター業務をこなす。年に2回実際に書店に赴き本を選ぶ図書選定やある一つの本について意見を交わす読書会の運営などの係別の仕事がある。そして、一番大変なのは年に一回行われる蔵書点検という作業である。約1週間図書館を閉館し、紛失の有無や本の手入れを行うのだ。下にカウンター業務の写真を載せておくので、ご覧ください。」
      
目録カードの整理本の返却の処理本のカバーかけ
閲覧室の様子@閲覧室の様子Aラウンジ
「緑のフェスティバル」開催!
平成27(2015)9月25日
去る8月23日(日曜日)に本校において、「緑のフェスティバル」(同窓生のホームカミングデイとして、在校生も含む同窓生が交流を深める催し)が開催されました。当日は晴天に恵まれ、大変暑い中の実施でしたが、260人強の同窓生等の方々に来場していただき、演奏会、交流試合(野球、サッカー)、演技、模擬店、新西館等のお披露目などが行われました。

    
平成27年度上半期の緑高生の活躍(一部)
平成27(2015)9月25日
平成27年6月〜8月における緑高生の活躍の一部を紹介します。

アーチェリー部 【関東大会、全国大会出場!】

6月5日〜7日まで茨城県土浦市で実施された第36回関東高等学校アーチェリー選手権大会に4名の選手が出場・活躍し、次の通り感想をいただきました。
「天気もそれほど崩れず、慣れない場所ながらもそれぞれが一生懸命戦うことができたのではないかというのが率直な感想です。 関東という広い場所から集まってきた選手たちと戦うことの厳しさを知り、でも点数が出た時の喜びも知り。神奈川県の中だけでは味わうことのできない様々なことを経験できたと思います。
       
この試合で引退が本当に残念に思う悔しさも残っているけれど、この経験を別の場所でも生かせるようにしたいと、強く思いました。」
関東大会後、3年生1名が、奈良県橿原市で行われた第48回全国高等学校アーチェリー選手権大会にも出場し、活躍しています。

管弦楽部 【第30回定期演奏会開催】
7月8日18:30〜県立音楽堂で「管弦楽部第30回定期演奏会」が実施されました。62名の部員の素晴らしい演奏が2時間以上続きました。
    
第一部は「オペラ座の怪人メドレー」など、第二部は「美女と野獣、パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー」など、第三部は「交響曲第9番 新世界」などで、会場はほぼ満席でした!

    
 
クラッシックギター部 【第31回定期演奏会開催】
7月17日19:00〜杉田劇場にて「クラッシックギター部第31回定期演奏会」が実施されました。 2年生5名、1年生6名のメンバーでの2時間以上の素晴らしい演奏でした。 第一部は「空も飛べるはず」「シバの女王の入城」「イエスタデイ・ワンス・モア」など、第二部は「ひこうき雲〜卒業写真」、「アラビア風奇想曲」「ビートルズメドレー」などでした。

    
 
吹奏楽部 【第21回東関東吹奏楽コンクール 銅賞受賞!】
吹奏楽部は9月5日に茨城県立県民文化センターで開催された第21回東関東吹奏楽コンクールにおいて、銅賞を受賞しました。
    
参加生徒は1年〜3年55名で、課題曲は「プロヴァンスの風」、自由曲はレスピーギ作曲「ローマの噴水」でした。
    
南館中庭に花壇を作製、プランターにもたくさん花を植えました!
平成27(2015)7月22日
環境整備事業として平成27年7月16 日に生徒(生徒会役員・美化委員)、教員と後援三徳会、牧陵会の皆様とが協力して、南館のエントランス付近と中庭に花を植えました。
皆で手入れをしながら、育てていきたいと思います。
秋にも実施しますので、ご協力をお願いします!
   
   
アーチェリー部が関東大会に出場!

アーチェリー部では
過日行われた関東高等学校アーチェリー選手権大会
神奈川県予選会 女子団体の部で、常連校を僅差で破り、
6月6日から行われる本大会への出場を決めました。

選手からのコメントです。
「関東大会団体出場という目標は、昨年の練習づくしだった夏休みに立てたもので、実現できたことに喜びを感じています。出場だけで終わらないように、上を目指して精一杯4人で戦ってきたいと思います!」

なお、吹奏楽部につきましても、6月14日に行なわれる東関東大会出場を決めており、さらなる飛躍をという状況です。
結果等については、おって皆さまに報告させていただきます。
2014年度 教科「情報」
   〜 69期生(1年次)作品  〜   

教科「情報」の授業で、HP作りをしました。その中からいくつかを紹介します。
1グループ約8人のチーム作業。
「緑高」というキーワードから自由に制作してもらいました。
生徒目線の「緑高」、どうぞご覧ください。
2014年度 教科「情報」69期生(1年次)作品PickUp
教えることって難しい 
   〜 「本牧塾」学習支援ボランティア 〜   
平成27(2015)3月10日
 昨年11月から、本牧中学校のコミュニティハウスで毎週水曜日開かれている「本牧塾」に、本校の生徒9名が、学習支援ボランティアとして参加してきました。今年度の閉講式では、本牧中学校校長から、一人ひとりに感謝状をいただきました。その様子をお伝えします。
<本牧塾に通っていた中学生から>
・ 皆さんのおかげで、志望校に受かることができました。ありがとうございました。
・ 高佼生の先輩が勉強を教えてくれたおかげで、自分の能力があがったので、感謝しています。どうもありがとうございました。
・ 高校生の皆さんにわからないところを教えてもらって、わかるようになったので良かったです。ありがとうございました。
・高佼生に皆さんに教えていただいたところが、入試でもちゃんと書くことができ、公立高校にも入れました。ありがとうございました。

<本校の生徒たち>
○ 同学年ではない人たちにものを教えるということは初めてで新鮮な経験でした。皆さんにお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました。
○ これまでの時間、一緒に過ごし、楽しかったし、勉強したことが無駄になっていないと思うので、これから先もがんばってください。ありがとうございました。
○ 普段はこのように緑高生でない人と話す機会はないのですが、このような機会をとおして、いろいろな話をすることができ、とてもいい経験になったと思っています。
○ この活動は楽しかったし、教えることをとおして、とてもいい経験になったと思います。皆さんも勉強だけでなく得るものがあればいいなと思います。ありがとうございます。
○ 半年間ありがとうございました。今、自分の進路という意味で、教員という職業も考えています。自分がわかっているつもりであっても、人に教えるとなると、難しいということも感じました、どうもありがとうございました。
○ 全11回無事に終えることができてよかったです。いい雰囲気の中で、勉強ができて、私としても楽しかったです。自分がどれほど貢献できたかわかりませんし、むしろ自分が学んだことが多かったです。これから、もっと困難な課題に直面することもあると思いますが、皆さんなら大丈夫だと思います。どうもありがとうございました。

<本牧塾を見守ってくださった酒井チーフから>
今の子どもたちには、社会性やコミュニケーション能力が少ないということ、自分たちと違う人たちとどうおつきあいするかがわからないということがあると思います。中学生がここにくると、高校生がいる、私のような大人もいるということが、勉強を教えてもらえるということだけでなく得るものがあったのではないかと思います。
中学生にとって、塾や先生とは違って、年齢が近いお兄さんやお姉さんというのはとても聞きやすかったのではないかと思います。一方、高校生にとっても、気楽な感じでコミュニケーションができ、結果として、いい関係が作れたのではないかと思います。対応している高校生が、「わかっているつもりだったのに聞かれて答えられなかった、次回までに勉強してきます。」という声を聞いて、素晴らしいなと思いました。「本牧塾」を支えてくださった方々に感謝いたします。
   
クリエイティビティを発揮してユニークな料理 
   〜 牛乳料理コンクール 関東大会 〜   
平成26(2014)11月15日
 牛乳料理コンクール県大会を経て、関東大会に出場し、優良賞を受賞した1年滝澤里奈さんにお話を伺いました。

――この大会に応募しようと思ったきっかけは何ですか。

牛乳に関するメニューを考えてくるのが、夏休みの家庭科の宿題でした。父が骨折したこともあってカルシウムをたくさんとるための料理、以前から母が作ってくれていたおふのグラタンをアレンジして考えました。小松菜やしらすを加え、塩分少なめで作りました。

   


――大会の様子はどうでしたか。

出場できるとわかったとき、とてもうれしかった反面、緊張しました。めったにできることではないので、とてもいい経験になりました。
 当日は、牛乳以外の材料や調理器具などは、自分ですべてそろえて、45分以内に一人で料理をします。一番苦労したのは、バターと小麦でブールマニエをつくり、とろみをつけるのですが、練習のときに、とろみがうまくつかなかったこともあったので、不安でしたが、最後の練習のときに母によく見てもらい、自信をもって臨めました。

――審査員の評価はどうでしたか。

グラタンにおふという発想がユニークで、しらすやチーズのカルシウムに配慮した点なども評価していただきました。

――普段、お料理はするのですか。

  母は、料理が得意で、新しいメニューを、よく考えています。母の特製ハンバーグは豆腐やおからが入っていて、おなかいっぱいになるけれど、カロリーは高くないんです。私は、たまにお手伝いをするくらいです。

――将来はどう考えていますか。

母は、栄養のバランスをいつも考えてくれています。1食分の献立を考えるだけでも大変なのに、毎日家族のために、食事の用意をしてくれる母に、感謝をしています。私も将来、そんなふうになれたらと思います。そして、食に関する分野に進めたらとも思っています。

――緑ケ丘高校を志願したのは、どんなところからですか。

何でも頑張る学校、と聞いていました。中学生のときに見学にきたら、そのとき、生徒さんが親切にしてくれて、とてもうれしかったです。TOEICにも興味がありました。入学して、今は、毎日とても楽しく過ごしています。

――緑ケ丘の良さはどんなところですか。

行事などにも皆、熱心に取組んでいて、でも勉強も頑張るし、テストの前は集中するというように、切り替えができるところだと思います。また、先輩がとても優しいところです。私は、アーチェリー部に所属していますが、先輩がとても気遣ってくれて、練習中にアドバイスをいただいたり、部活以外でも楽しいイベントを企画してくれたりします。そのおかげで毎日部活が楽しいです。


――今日は、牛乳料理コンクールの話題の他、いろいろなお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。これからも、様々な分野での活躍を期待しています。

 

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未来につながる花
   〜 90周年記念の集い 弦楽四重奏 〜 
平成26(2014)11月18日

 

  横浜みなとみらいホール大ホールで行った「90周年記念の集い」の第1部「未来につながる花よ、咲け」で、素晴らしい弦楽四重奏を聞かせてくれた管弦楽部の後藤美保さん(ヴァイオリン)、飯村瑞季さん(ヴァイオリン)、守田友海さん(ヴィオラ)、山室悠香さん(チェロ)にお話を伺いました。

――「90周年記念の集い」への出演依頼を受けたとき、どんな気持ちでしたか。

 後藤:びっくりしました。90周年ということもあるし、大きな舞台で演奏するというのは、誰でもできることではないので、とても光栄なことだと思いました。
 守田:私でいいのかなと思いました。
 飯村:最初は、こんなに大きなことだとは思いませんでした。
 山室:私も、こんなに大きな式典とは思っていなかったのですが、楽しそうだなと思いました。

――横浜みなとみらいホールの大ホールの舞台はどうでしたか。

 飯村:初めて行きましたが、パイプオルガンもあって、すごいところなんだなと実感しました。
 後藤:客席から見ると広い感じがしましたが、舞台に立つとまた違った印象でした。大ホールの空間に音が広がって、気持ちが良かったです。
 山室:明るい印象の素晴らしいホールだなと思いました。

――計画では実際の弦楽の音をマイクで拾うことにしていましたが、リハーサルの演奏を聞いた途端、マイクの使用を止めたそうです。マイクを向けたら彼女たちに失礼だというわけです。本番のとき、客席には素晴らしい演奏が響いていましたよ。ところで、今回は、琵琶や朗読との共演ということでしたが、どうでしたか。

  後藤:第2楽章では、「平和」を表現したいなと思いました。今回は、楽章の間に待ち時間があったので、その間、気持ちを維持するのが大変でした。
  飯村:琵琶の室井さんの楽譜が横から見えたのですが、縦書きでした。
    琵琶と弦楽を組み合わせるのは、奇想天外、大胆な発想だなと思いました。
  後藤:琵琶の良さ、弦楽の良さがうまく引き出されていたと思います。

   

――「90周年記念の集い」の様子は、12月19日(金)のtvkテレビ18時からの「NEWSハーバー」の中の「Way to Go!」というコーナーで取り上げられます。
――第2部で、素晴らしい演奏を披露してくれた佼成ウインドオーケストラの方、プロの演奏家が、4人でユニットを組んで音楽活動したらどうですか、と言っていましたよ。

 

  飯村:信じられないです。うれしいです。
  後藤:4人に限らず、管弦楽部でいろいろな活動をしたいと思っています。来年1月10日(土)に磯子公会堂で、ニューイヤーコンサートを行います。ドヴォルザークの「新世界」、「アナと雪の女王」のテーマ曲などを演奏します。多くの方に来ていただけるとうれしいです。

――管弦楽部の活動の様子を聞かせてください。

  飯村:部員は35人で、個性が強いのですが、皆、優しいです。
  後藤:私は今、コンサートマスターを務めていますが、こういう役割は難しいのかなと思っていたのですが、皆、優しいし、協力的です。
  飯村:お互いに尊敬しあっているという雰囲気があるのがいいと思います。
  後藤:ホールの予約やプログラムの広告とりなども、全部自分たちでやるので、その醍醐味を感じています。お互いに分担しあいながら、支えあう雰囲気もあると思います。

――皆さん、弦楽器の経験は長いのですか。

  後藤:私は3歳からです。
  飯村:私は4歳からやっていたのですが、中学校時代は、ほとんどやっていなかったんです。でも、昨年のニューイヤーコンサートを聴いて、すごいなあ、ヴァイオリンを弾きたいなあと思い入部しました。そのおかげで、友達が増えました。
  後藤:オーケストラで演奏するときは、自分だけでなく、管楽器も含めて他の楽器との調和を考えるのが難しいのですが、コンサートマスターとして、山室先輩の後を継いでがんばっています。
  守田:中学校のときに、弦楽器をやってみたいなと思って、弦楽部に入り、始めました。緑ケ丘高校に管弦楽部があると知り、ぜひ入りたいと思い、入りました。
  山室:私も同じ中学で弦楽部にいました。後輩が入ってきてくれてうれしかったです。私自身は、ずっとヴァイオリンをやっていて、中学時代はチェロを担当していました。

――それぞれ楽器の魅力を聞かせてください。

  山室:ヴァイオリンは旋律をいかに豊かに表現するかということだと思うのですが、チェロをやってみて、ヴァイオリンのメロディを支えてくれる楽器の大切さを知り、その虜になってしまいました。
  後藤:ヴァイオリンの魅力は、メロディが多いことです。でも、合奏では、メロディも伴奏もどちらも重要、伴奏を聴きながらメロディを奏でることが楽しいと感じています。
  飯村:ヴァイオリンは、オーケストラの花形と言われ、多くの人に親しみを持ってもらえる、自分自身が歌うのに近い感じがあります。
  守田:中学校のときに、ヴィオラ抜きで演奏してもらったことがあります。その時に、物足りなさを感じました。そのとき先生は、ヴィオラは、ヴァイオリンと低音をつなぐ役割をしていると教えてくださいました。ヴィオラは、メロディはないけれど、影で支えている重要な存在だということがわかりました。

――緑ケ丘高校はどうですか。

  後藤:皆が自分の意見を持っているし、考え方は違うこともありますが、意見を交わし合い、認め合える人たちばかりなので、居心地がいいです。
  飯村:文化祭や、いろいろな場面で、生徒が主体で動いていて、それが好きです。
  守田:毎日が楽しいです。皆、優しくて、過ごしやすいです。
  山室:緑高の古い感じ、ぬくもりがある感じが好きです。みんなが、勉強も部活動もがんばっているところがいいと思います。

――将来の夢を聞かせてください。

  後藤:管弦楽部として、もっと活動の場を広げていきたいと思っています。私自身は、高校に入ってから、今までヴァイオリンをやってきて良かったなと思いました。進路はまだわかりませんが、これからもヴァイオリンを続けていきたいなと思っています。
  守田:将来のことはまだわかりませんが、音楽には関わっていきたいと思います。
  飯村:私は生物、化学を勉強して、食品の研究をしたいなと思っています。でも、音楽は続けていきたいです。
  山室:私は、大学では、研究に力を入れて取組みたいですが、音楽も趣味として続けていきたいと思います。

――とてもいい話を聞かせていただき、今日はどうもありがとうございました。ニューイヤーコンサートでの演奏も楽しみにしています。また、様々な場面での活躍を期待しています。

 

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緑高でのバスケットボール
   〜 国体関東ブロック大会出場 〜 
  
平成26(2014)11月17日

 

 国民体育大会関東ブロック大会バスケットボール少年の部に、選抜選手として出場した3年立木祥子さんにお話を伺いました。

――選抜選手として出場が決まったときは、どんな気持ちでしたか。

中学のときに、神奈川での代表チーム、ジュニアオールスターの選手に選ばれていたのですが、東日本大震災の影響で大会が中止になってしまったので、今度こそという思いがありました。高校で、バスケットボールの強豪校に進学するという選択肢もあったのですが、緑高の文武両道でがんばっているところに惹かれて、緑高に入学したので、そういう中で選ばれたことで、うれしかったです。試合では思いっきり力を出したい、自分をアピールしたいと思いました。
家族や、応援してくださった進藤先生、伊福先生、チームメイトのおかげだと思います。こうして私を支えてくれる方々のおかげと感謝しています。

――試合前に、神奈川選抜チームで、韓国への遠征をしたそうですね。

韓国遠征で、試合にでる機会はそう多くはなかったのですが、私は、将来バスケットボールを指導する立場になりたいという思いがあるので、この機会を活かして、韓国チーム監督の立ち居振る舞いや、チームの作り方などを観察しようと思いました。

――日本との違いはありましたか。

日本は、チームとして試合に臨みますが、韓国は個人プレイが大事、そこが大きく違うなと思いました。試合に向き合う姿勢のようなものも違うように感じます。韓国の選手をみていると、まず自分をアピール、という感じがします。
また、韓国では、物事が時間どおりに進行しなかったり、中止になってしまうこともありました。その場その場で柔軟に対応しなければならない、ということも学びました。

――そして臨んだ関東ブロック大会では、どうでしたか。

試合に出て活躍したかったという思いが強かったのですが、実勢には試合に出る機会は少なかったので、韓国遠征のときのように、監督を見たり、自分が監督だったらこういう戦略をとるかな、とシミュレーションをしたりしていました。また、限られた時間の中で自分の最高のパフォーマンスをいつでも出せるように準備しておくということの大切さも学びました。楽しかったし、いい経験になりました。

――バスケットボールの魅力って何ですか。

個人のプレイもありますが、チームとして皆でがんばって、ひとつの目標に向かって頑張っていく中で、団結し、最後に達成できたとき、まわりの人にも感動を与えられる、そこがバスケットボールの魅力だと思います。

――バスケットボールとの出会いは?

父がバスケットボールをやっていて、その影響もあって小学生の頃から始めました。プレイのことはもちろんですが、中学生の頃から部長を務めており、キャプテンとして他の部員のこと、チームのことを考えて行動することなど、アドバイスをもらいました。

――緑高は、次世代のリーダーを育てるというミッションを掲げていますが、リーダーとして必要なことは何だと思いますか。

一人ひとりのことを見て、その人の良さがでるようにすることが、最も大切なことかなと思います。

――緑高の良さは何だと思いますか。

自分たちで、いろいろなことを考えて、それを実現できることだと思います。まわりの人も助けてくれます。チームメイトは一緒にいる時間も長いし、大切な仲間です。

――将来は?

自分が緑高に入学できて良かったという思いが強いです。緑高は、自分で考えてバスケットボールをするというプレイスタイルです。自分が本当に監督になれたら、見ている人を感動させるようなチーム、自分たちで考えていくチームを作っていけたらと思います。まわりのチームを見ていると、監督の指示に従って動くというチームが多いように感じます。それを変えたい、こういうプレイスタイルでも通用するんだということを示したいと思います。そのために、高校の体育の教員として、バスケットボール部の顧問になりたいと思っています。緑高に戻ってこられたら、とも思います。

――今日はどうもありがとうございました。いつか、高校の教員として、緑高のバスケットボールチームを指導している彼女の姿を見ることができるのではないかと思います。まもなく大学入試も始まります。健康に気をつけて、夢の実現に向け前進していってほしいと思います。

 

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アレルギー最前線 -花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
   〜 平成26年度第3回緑高セミナー 〜 
  
平成26(2014)11月15日

 

 本校卒業生、群馬大学名誉教授、医学博士の森川昭廣氏をお招きし、第3回緑高セミナーを開催しました。環境の変化とも関連させながら、ご専門であるアレルギーのお話を様々な角度からお話しいただきました。緑高での生活や、将来への夢を抱きながら人生を歩んでこられた話、同窓の仲間を大切にし、常に広い分野に目を向けながら多くの人と交流を図ってきたこと、森川先生のお人柄が伝わってくるようなお話をたくさん聞かせていただきました。
参加した生徒たちの感想をご紹介します。

○ 自分はひどい花粉症なので、その発症の原因やメカニズムがわかった。

○ 清潔すぎると丈夫にならずにアレルギーになりやすくなってしまうという話が印象的でした。

○ 果物アレルギーと花粉症には関係性があることや、喘息は現代だけの病気ではないことを知ってとても驚いた。

○ アレルギーの原因は免疫反応によるもので、本当は体を守ろうとしているのだと知り、驚きました。また、最新の生物学の発見で、DNAの話を聞けておもしろかったです。

○ まだ、教科書にも載っていないような新しい、貴重な話が聞けて良かった。

○ 日本は四季がある国だからこそ、1年中いろいろな種類の花粉があることがわかりました。アレルギーのことだけでなく、群馬のこと、緑高のことなども聞けて良かったです。

○ アレルギーは、健康管理にもつながりがあるとわかったので、生活リズムに気をつけたいと思います。

○ 普段、生活していくうえで、様々な環境があるけれど、一番身近なものは家族だ、というお話があり、私も家族を大切にしていきたいと思いました。

○ 医学の道に進んだ人は、国語ができる人ということ、将来、仕事を始めたら、狭い分野だけに閉じこまらず、視野を広く持つことが大切だと思いました。理系でないと進めない道だと思っていたので、良かったです。

○ お医者さんの活躍の場が思っていたよりたくさんあるということを知りました。医学部を出たら、皆、病院のお医者さんになると思っていたが、そうではないとわかって、医学の道に興味がわきました。

○ 人生設計をこの時期から考え、それに向かって努力することが大切だとわかった。

○ アレルギーの話だけでなく、群馬の話や人生の話などたくさんのお話があって良かったです。特に、最初の人生設計の話は、これから自分の将来を考えるのに、大切な話だと思いました。

 

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高校生とともに学ぶ
   〜 社会人聴講生として 〜
平成26(2014)10月30日

 

 後期の授業が始まって1ヶ月、4月から「書道U」の授業を聴講している内田しず江さんに、その様子を伺いました。

――授業を受けていかがですか。

楽しいです。積み重ねで少しずつステップアップしている実感があること、また、ひとりではないということ、生徒さんたちと一緒に学ぶことで、取組んでいる様子や作品を見たり、そのことで、刺激を受けることもあります。今日も先生から、やってごらんなさい、と太い筆と課題を示されて、やってみよう、と思いました。違う世界に触れ、チャレンジすることの楽しさを味わっています。

――高校の授業を聴講しようと思ったきっかけは何ですか。

知り合いからこの制度(社会人聴講生)を紹介していただきました。私より先に退職を迎えた夫が、外国語の授業を聴講し、今度は私が授業を受けたいと思いました。科目を選んで受けるというのがとてもいいと思います。試験や単位などにとらわれることもなく、気軽に学ぶことができ、とても楽しいです。
実は、別の学校で、世界史の授業を聴講しています。以前から取組んでいる茶道が、これらと結びついて、知識が広がる実感があります。そうなんだと感じたり、わかったということがとてもうれしく感じます。

――内田さんから見て、緑高生はいかがですか。

4月に教科書を購入しようと緑高生に尋ねたところ、時間をかけて書店の場所を調べてくれ、とても好印象を持ちました。
挨拶も自然にできていて、基本的なマナーや、対人関係がきちんとしていると思います。まわりに迷惑をかけるようなことはまずないし、授業中も、先生の指示でさっと、集中できます。時間の使い方も上手だなと思います。
書道部の活動にも、現役の高校生や、卒業生にも交じって、自然な形で、聴講生を仲間として受け入れていただいています。
先日もドイツに行ってきたという生徒さんと、少しだけその話をしました。短い時間でしたが、書道以外の話もできたことで親しみを覚えました。

――これからの予定はありますか。

今は、退職し介護も終えて、自分の時間を自由に組み立てられる、こんなに楽しいことはないと思っています。60代の今は、いろいろなことをやってみようと思っています。それが、選択されつつ70代、80代、90代へとつながっていくように思います。
実は、12月に那覇マラソンに挑戦しようと思っています。初めてのフルマラソンですが、家族と一緒に走れることを、楽しみに、少しずつ準備をしています。その後は、利尻一周10時間55kmとか・・・。

――書道、世界史の聴講だけでなく、いろいろなことにチャレンジしていらっしゃるのですね。そのモチベーションはどこからくるのですか。

今、短歌を始めたばかりですが、高校時代に京都旅行の後、詠んだ歌をほめてもらったのがうれしくて、いつかやりたいと思っていました。また、「本物に接する」ことを教えてくださった先生がいらっしゃって、そう考えてみると、高校生の頃の出会い、その頃にしたことが、今の自分につながっているのかもしれません。先生の存在は大きい、と思います。

――今日はどうもありがとうございました。退職後に生き生きと活動されている内田さんのお話を伺って、私も元気をいただいたように思います。緑高で高校時代を過ごし、卒業していく生徒たちも、生涯を通じて学びを深め、豊かで幸せな人生を送ってほしいと思います。

 

県立高校における社会人聴講生について

 

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事件・事故を通した世相の移り変わり
   〜 平成26年度第2回緑高セミナー 〜
平成26(2014)11月1日

 

本校8期卒業生、元NHK記者である日置弘能氏による第2回緑高セミナーに、およそ50名の保護者、生徒が参加しました。緑高時代は、弁論部に所属、同級生に助けられながらも、家庭教師の経験を経て塾を経営しながら、大学受験。卒業後は、NHKに記者として入社、休暇を利用してロンドンへの語学研修、そしてイギリスBBCでの勤務など、第一線で活動してきた経験を通してみた世界をダイナミックにお話しいただきました。
参加した生徒たちの感想をご紹介します。

○ いまでも高校時代の同級生と一緒に中国へ旅行にいくほど、交流があるのは素晴らしいことだと思います。
○ 50年以上経った今も、同期で旅行に行くような緑高の仲間がいることが、とても素敵だと思いました。
○ 高校時代の親友とのつながりが今も続き、助け合っている話を聞いて、私も今の親友を大切にし、人との関係をあつくしたいと思いました。
○ 今になっても、高校の同級生とつながりがあるのはすごいと思った。僕もこういった関係を続けることができるだろうか。今は海外に行くことに不安を感じるが、英語を上達させて世界を相手にできるようにしたい。
○ 緑高の歴史、家庭教師などのアルバイトの話、聞き手への配慮や言葉の使い方、原稿の工夫など放送の仕事について、ウェールズの素晴らしい自然の話、これほどエピソードがたえず続くところ、豊富な経験、演説力がすごいと思いました。自分も先生のような深い人間になりたいと思いました。
○ イギリス旅行についての話が印象に残りました。私も英語で海外の人々とコミュニケーションをとりたいと思っているので、早いうちから英語に力を入れたいと思います。
○ 自分で塾を作って、同級生がそれを助けてくれた、という話はすごいなと思いました。今、共に学んでいる仲間たちとそんな関係になれればよいなと思います。
○ 大学時代の苦労した経験を聞いて、大変だったんだろうと思った。イギリスへ行ったときの体験をたくさん聞けて、おもしろかったです。
○ 放送されるときに、聞きやすいように、きっちりことばを選んでいることに驚きました。
○ メディアの影響力はすごいなと思いました。
○ 数々のお話の中でも、すずらん給食のお話から、メディアの報道が政府を動かしたのだと伺い、報道や世論の力を感じました。
○ トイレットペーパーや殺人事件の話で、マスコミの影響力の大きさに驚かされました。
○ とても興味深い話をたくさん聞けて、今回参加して本当に良かったなと思いました。いろいろなことに果敢にチャレンジしてみよう、と思えました。

 

 第3回緑高セミナー「アレルギー最前線」の詳細は、こちらからどうぞ。

 

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まちも劇場になる
   〜 平成26年度第1回緑高セミナー 〜
平成26(2014)10月19日

 

今年度第1回緑高セミナーは、本校卒業生であり、NPO法人Offsite Dance Project代表・プロデューサーの岡崎松恵氏をお招きし、「まちも劇場になる」と題して行われました。トラック、東急線の電車の中、オフィスビルなど、劇場以外の様々な場所が演劇の舞台となりえる。身のまわりの世界を舞台にした演劇の企画・運営、そして実際の舞台を映像をとして観ることができました。これまで描いていたアートのイメージが、大きく変わる体験でした。
参加した生徒たちの感想をご紹介します。

○ なんでもない日常を、見方を変えることによって、「おもしろいもの」に変えていくというお話が印象的でした。題名に惹かれてこのセミナーに参加させていただいたのですが、今まで自分の触れたことのないアートの世界のお話を聞かせていただいて興味がわきました。
○ アイディア次第で劇場でなくてもどこでもパフォーマンスができる、アートは身近なところにある、というのがおもしろかった。
○ トラックや電車を劇場にするという発想が新しくて面白いと思った。ダンスにはいろいろなジャンルがあることがわかったので、経験してみたいと思った。
○ 日常のまちに音楽をつけたりするだけで、とてもおもしろいと思った。普段の生活を違う見方をすることで、興味深くて楽しい毎日になるのではないかと思った。
○ 映像を見て、最初から最後まで不思議なことばかりでびっくりしました。日常生活が楽しくなるような企画ができるのはすごいことだと思う。
○ トラックの荷台でパフォーマンスしている映像はとても印象的でした。そうすることで、普段は演劇を観ない人でも気軽に観ることができると思います。アイディア次第でいろいろな可能性があると思いました。
○ 見方によって日常にアートが入り込むことができるというのが印象に残りました。
○ 「横浜借景」の「そこから何が見えますか?」自分が見ている景色だけでもアートになるし、世界に溶け込んでしまう。現代的なアートは見えるようで見えない、自分から見ようとする心の態勢から見えるものだと思いました。
○ 自分の作品(演劇)をいろいろな人に伝えたいという気持ちで、トラックプロジェクトを始めた、思いを行動にするのがすごいなと思いました。「横浜借景」は難しかったけれど、出演者と参加者だけの世界が広がっていておもしろかったです。
○ 電車の中で演劇を観るなんて、すごい発想だなと思いました。
○ 「横浜借景」身近な場所、広場を使ってアートを作りだすという発想力はとても素晴らしいものだった。普段歩いている中にもアートを探せるのかなと思った。
○ 「視野を広く、今、身近にあるものを見る」ということがおもしろいなと思いました。「横浜借景」を今回は映像として見たので、実際に体験、体感することとは違い、観客と同じ経験ではなかったけれど、これからの生活の中で意識したいと思った。
○ 「まちも劇場になる」というタイトルを見て、どういう意味か想像できませんでしたが、実際に映像を見せていただいて、納得しました。私の中では、劇場は豪華なステージと客席があって、音響や照明が整っている場所だったので、日常の場をそのまま表現の場にしてしまう発想に驚きました。

 

 今年度の緑高セミナーの予定は、こちらからどうぞ。

 

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一人のアーチャーとしての思い、そして感謝
アーチェリー部 勝田晴子

 

関東大会予選が終わった瞬間のことは、今でもよく覚えている。

実感のなさと、今のままでは自信すら持てない、改善して強くならなくてはという思い。この思いが、私に練習を頑張る力をくれた。試験もあり、でも練習しなくてはいけない。時間のない中で私は沢山の人に支えてもらったと思う。放課後の練習で自分の射形を撮影してくれたり、アドバイスをくれたりした仲間。休日を割いて練習に付き合ってくれたコーチ。手続きや引率など何から何までやってくれた先生……あげていけばきりが無いほどの人達に支えてもらって私は関東大会に行った。

前日の豪雨は弱まりはしたもののやはり凄い雨。スコールの中ような雨の中で練習ならしたことはあっても、今まで幸運なことに雨の大会が無かった私にとって、凶と出るか吉と出るかわからない大会だった。しかしいざ始まってみるとそんなことは頭の片隅にも残らなかったように思う。高校では競技人口の少ない競技とはいえ、関東大会となると既定の人数が勿論揃う訳で、知らない選手ばかりに囲まれて、私は70m先の的だけを見ていた。

雨の微妙な強さの加減で矢の軌道は少しずつずれていき、思い通りにいかないことに焦りそうになっていた時、一緒に来てくれていた友達が寒い中上着やらタオルやらを持って私が射ち終わるのを待っていることを思い出した。水滴だらけの眼鏡を拭いてくれたり、傘に入れてくれたり、私一人だったら絶対に存在し得なかった安心感を与えてもらった。その時に、ふと思い出したのは、「いつも通り射ってこい」というコーチの言葉だった。練習以上の結果なんて、最悪の天気、慣れない環境で出せる可能性は低い。それよりも、落ち着いて自分が今まで練習してきたことを少しでも実践したいと思った。思い返してみると出来たことなんてほんの少ししかなかったと思う。でも、ただ一つ言うなら楽しかったということだ。「楽しくなくちゃ当るものも当らない」とオリンピックの選手は言っていた。

楽しいだけではだめでも、まず貴重な経験を楽しみたいと素直にそう思った。

結果は決して望ましいとは言えない。でも、私はまた来年同じ場所に立ちたいと思う。次は個人戦ではなく団体戦で。そのために強くなろうと思う。自分も、そして部活のメンバーみんなで。

教えてくれる人がいること。手を取り合って笑っていける仲間がいること。応援してくれる人がいること。強くなるために欠かせないものが幸運にも私の周りにはあふれている。だから私は緑ヶ丘高校アーチェリー部に関わる全ての人に感謝したいと思う。応援ありがとうございました!

 

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教育実習を終えて
平成26年度教育実習生代表 入谷慧

 

教育実習開始前は、3週間という実習期間は長い、と思っていました。実際に,授業をつくり行う過程を繰り返していたときは、そう感じることもありました。しかしこうして最終日を迎えてみると、本当にあっという間だったと感じています。

三週間の感想ですが、正直に申し上げまして、我々は教育実習を、そして教育を甘く見ていたというのが本音かもしれません。この短い期間で私たちが学ぶことができたのは、教育の世界のほんの一端にもすぎないと思います。しかしそれでも、教えることの苦労や多くの人と接することの難しさ、さらに言えば、社会人として過ごすことの厳しさを実感することになりました。

特に授業準備と教材研究に関しては、みな毎日睡眠時間を削って取り組みました。一つの授業が終わり、その修正をしながら同時に次の授業を考え…といったことを繰り返す自転車操業の日々となり、心身ともにかなり追い詰められた場面もあったと思います。このような日々を、さらに分掌や部活、その他さまざまな雑務もこなしながら繰り返していると考えると、教育という仕事は本当に厳しいものだと身をもって感じることになりました。

しかしそれでも、今現在の我々の気持ちは一様に、この緑ヶ丘高校を去るのが惜しくてならない、というところにあります。それはひとえに、あのかわいい生徒たちの成長をもう一緒に見守ることができないということにあるように思います。やっと打ち解けてきたところでおしまいというのが、教育実習のつらさなのでしょう。今、本当に寂しいです。

それでも我々は、前に進まなければなりません!今回の実習で、教員を目指す気持ちが一段と高まった者も多いでしょう。一方、教育とは別の道を歩む者もいます。しかしどちらにしてもこの素晴らしい体験は、我々の行く道にとって大変大きなポイントになったことは間違いありません。本当に、貴重な経験となりました。

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この本には、キラリと光る何かがある
   〜 第3回読書会 〜
平成26(2014)年3月11日
図書委員会 松本晟也

 

春の陽射しの暖かい3月11日、図書館棟2階司書室で今年度3回目となる読書会が行われた。読書会とは、メンバーで相談して本を1冊選びその本を事前に読んできて、その本の感想や疑問点を話し合い、本についての理解を深めるというものである。自分と違う視点から見た意見に膝を打ち、自分では気づかなかったことやわからなかったことに、なるほどと感心することが読書会の醍醐味なのだ。

 

毎年3回ずつ、図書委員会のメンバーが中心となって、10人位で行っている。今年度は第1回で「夜市」(恒川光太郎著)を、第2回で「告白」(湊かなえ著)をそれぞれ読んだ。そして、今回は「下町ロケット」(池井戸潤著)を課題本に選んだ。

 

物語の中で、主人公で中小企業、佃製作所社長の佃航平は資金的に多少無理をしてでも技術開発を進めようとするが、潤沢な利益を望む若手社員との間に溝が生じてしまう。そしてそれは、大企業の帝国重工に特許を売り確実な利益を得るか、本来の社の方針である部品供給で臨むかという問題で表面化してしまう。生活という現実をとるか、それとも、あくまで自らのプライドや夢を追うか。作品では最終的に夢であった部品供給が可能になる。もしあなたが、佃製作所の社員だったら、夢と現実どちらを取るだろうか。この質問に様々な意見が出て、今回の読書会最大ともいえるほどの盛り上がりを見せた。

 

 ――特許使用の権利を売る(現実)
  ・利益追求の方が大切
  ・守るべき家庭や生活がある
  ・会社は人の集まりだから、個人の夢ばかりではダメ
 ――開発した部品供給(夢)
  ・ロケットの部品以外の技術にも発展していく
  ・夢を実現することは人生の中で大切なこと

 

最初に自分で読んだときには、夢をあきらめたくないと熱く考えていたが、読書会を通して冷静な意見にも一理あるなとも思った。現実世界では、成功するのは冷静に物事を見られる人のほうかもしれない。また、同じ夢を追うという意見でも、理由が面白いなと思うものもあった。 本は1人で読むのもいいが、読書会に参加してみんなで感想を共有するのも面白い。

 

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「みどなり」が大活躍!
〜 創立90周年記念イメージキャラクター 〜
平成26(2014)年3月7日

 

創立90周年を記念したイメージキャラクター「みどなり」をデザインした、本校2年生高Pみゆきさんにインタビューをしました。

 

【キャラクターの「みどなり」くん】

 

――どんなことを考えて「みどなり」くんをデザインしたのですか。
「み・ど・り」で体を作ろうと思って行きついたのが、くまだったんです。その後、いろんな人からアイディアをもらったり、緑高生ってこんな感じかなと考えてデザインしました。明るくて部活動も熱心にやるけど、勉強もしっかりやるよってことがぱっと見わかるようにと思ったんです。かわいい感じや黄色で明るさを表現しつつ、単語帳を頭にのっけてたり、優等生バッグをもっているところでかしこさを表現しました。「みどなり」くんは、緑高生と同じで、食堂のからおに(注:からあげおにぎり)が大好きです。皆に親しんでもらえればと思って、ゆるキャラっぽく仕上げました。

 

――今回、創立90周年を機に、イメージキャラクターを募集し、59作品もの応募がありました。最終的に「みどなり」くんに決定しました。どんな気持ちでしたか。
候補作品3点に絞り込まれたとき、とてもうれしかったです。いろいろと考えてデザインしたので、それが報われたなと思いました。さらに全校投票の時には、皆がエントリーシートをじっくり見てくれて、そしてたくさんの票を入れてもらったので、本当にうれしかったです。

 

――「みどなり」くんに込めた思いを聞かせてください。
緑ケ丘高校で3年間過ごした思い出になるものを残せたらと思いました。私が卒業した後も、皆に親しんでもらえたらうれしいなと思います。

 

――さっそく神奈川新聞の取材を受けましたね。
初めての経験だったので、緊張しましたが、記者の方が優しく取材してくれましたし、連続して2回も記事にしていただけたと喜んでいます。とてもいい経験をさせていただけたと思います。

 

――高Pさんの緑高生ライフを聞かせてください。
私は管弦楽部でコントラバスを担当しています。今は、基礎練習をしながら、もうすぐ入学してくる新入生を迎える準備をしています。私自身は、高校に入って初めて管弦楽を始めましたが、そのことによって世界が広がった感じがします。音楽の分野でも自分の可能性を見いだすことができたし、一緒に活動する仲間がたくさんできたので、高校生活がとても充実したものになっています。

 

――高Pさんからみて、緑ケ丘高校はどんな学校ですか。
中学校のときは、偏差値が高くて毎日勉強ばかりしているのかなというイメージだったんですが、文化祭に来て、とても楽しそうに活動しているのを見て入学したいと思いました。また、そのときに、校内で迷っちゃったんですね。そしたら、先輩が「道に迷っちゃったの?」と声をかけてくれたんです。人柄もいい人が多いんだな、いい学校だなと思いました。そして実際、自分が入学してみると、皆、部活動も楽しくやっているし、けじめをきちんとつけて、やるときはやるって感じです。高校生活を楽しんで、充実していると思います。

 

――高Pさんの将来は?
日本と外国との架け橋になるような、国際系の仕事をしたいなと思っているので、英語の勉強をもっとしたいし、TOEICでも高得点をめざしたいと思っています。また、英会話の実践的な能力を伸ばしたいと思っています。英語を通じて、世界のいろいろな国の人と話をして、ネットワークを広げていけたらいいなあと思います。

 

――日頃からアンテナを高く張り、チャンスを逃さずにチャレンジしている高Pさん、そして「みどなり」くんが、これから、いろいろな場面で活躍してくれると期待をしています。今日は、どうもありがとうございました。

 

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「Go! Fight! Win!」
平成26(2014)年3月5日
チアリーディング部 部長 若色真希

 

チアリーディングは、応援を主体とし、声かけやアクロバティックな演技で、得点を競う2分30秒の競技です。本校チアリーディング部「RACYS」は、日本チアリーディング協会に加盟し活動をしています。

 

本校チアリーディング部「RACYS」は、2001年、それまでダンス部だったメンバーが、チアリーディングの競技を見、感激して創部したそうです。創部時の部長さんは、今でも連絡をくださり、自分たちの始めたチアリーディング部が存続し活躍していることに、気を配ってくださっていますが、卒業し10年余り経っても後輩を考えてくれることのありがたさに緑高生の良さを感じています。

 

「RACYS」は英語のracyの<きびきびした、活気のある>という意味から名付けたそうですが、ちょっと大人っぽい意味もあるのは、先輩たちの遊び心でしょうか。
また、チア部発足の際には、危険な競技であることや指導者の不在などで、難しい局面も多々あったと伺っています。現在もインストラクターとして指導してくださっている本校46期の樋口さんとその当時の顧問で、危険を伴う練習の時には立ち会うという条件のもと、やっと発足できたチアリーディング部は、今年14thが活躍するまでに成長しました。

 

本年2月、RACYSは、高校生大会に出場しました。高校生大会は、全国の優れた演技やプレーヤーを目の前にする機会でもあり、本校の中の活動だけでは得られない素晴らしい活躍やチアリーダーを、東京オリンピック時に建てられた由緒ある国立競技場で体感し、ともに演技できる機会を得ました。5月には、アジアの選手の集うアジアインターナショナル大会にも出場したいと考えています。
【国立代々木競技場での開会式】
【国立代々木競技場での演技】
国立代々木競技場での演技

 

今後、チアリーディング部は、3月30日と4月6日に、YC&ACで行われる高校生ラグビー大会と社会人・大学生のラグビー大会に応援のエキシビジョンとして出場します。学校の近くですので、もし機会がありましたら是非ご覧ください。太陽の下での演技は、体育館の中とは異なるきらきら光るものがあります。

 

神奈川県では、高体連の認定種目ではない競技ですし、チアダンスと間違えられることもまだまだあります。皆さんの気持ちをチアアップするために、そして自分たちも育っていくために、これからも真摯にチアという競技に取り組んでいこうと考えています。 どうぞ皆さん応援してください。

 

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緑高吹で、充実の高校生活!
平成26(2014)年2月5日
吹奏楽部 部長 天野夏実

 

吹奏楽部です。私たち横浜緑ケ丘高校吹奏楽部は、私たちの部を「緑高吹(りょっこうすい)と呼んでいます。緑高吹は現在1年生39名、2年生25名、そして仮引退中の3年生27名の総勢91名、緑高で一番の人数を誇る大きな部活動です。穏やかで明るい人が多く、和やかに活動しています。2年連続で吹奏楽コンクール東関東大会に出場し、4年連続で管楽合奏コンテスト全国大会にも出場しています。さらに、今年は、緑高吹史上初、アンサンブルコンテスト東関東大会にも出場しました。(銀賞受賞)

 

さて、このように実力急上昇の緑高吹ですが、昔からコンクールや大会で成績を残していたわけではありません。現在の顧問の山口一郎先生が9年前にこの学校に赴任されてから吹奏楽コンクールに参加するようになりました。わずか8年で、コンクールすら出場していなかった部活動が東関東大会に出場するまでにもなりました。実績だけでなく、日々の活動内容も年々充実してきて、緑高吹は今まさに、急成長を続けているバンドといえます。
【コンクールに向けて練習中】
コンクールに向けて練習中

 

年間スケジュールは、入学式や卒業式、緑高祭のステージ、校内発表といったイベントに参加したり、コンクールや大会への出場、夏の合宿、日本丸やハートフルコンサート等外部の演奏会に出演したりとたくさんの活動をしています。ディズニー・シーでの演奏も目玉イベントのひとつです。一番大きな演奏会である定期演奏会では、部員が主体となって構成を考えています。今年の定期演奏会は、4月2日に県立音楽堂で行いますので、是非来てください。

 

多くの本番のために、部員は向上心を持って練習に励んでいます。中学生の時に運動部だった人や、高校で違う楽器を始めた人もいますが、みんな緑高吹で上手になっています、入ってしまえば、経験なんて関係ありません。この部活動はとても盛んで活動日も多めですが、高校を部活で青春したい人には本当にお勧めです。一生の友人と出会え、人間としても大きく成長できる素晴らしい集団だと思います。

 

こうして私たちが活動できるのも、先生や仲間、周りのすべての人の支えがあってこそのことです。この感謝の気持ちと向上心を忘れず、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 

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管弦楽の豊かな音に魅了されて
平成26(2014)年1月15日
管弦楽部 第8回ニューイヤーコンサート

 

本校には、音楽関係の部活動が5つもあります。
管弦楽部、吹奏楽部、クラシックギター部、軽音楽部、フォークソング部。
どこも活発に活動しています。年明け早々、管弦楽部が「第8回ニューイヤーコンサート」を開催するというので、とても楽しみにしていました。磯子公会堂には、寒い中、開場前から入り口に並ぶ人もいて、開演前のプレコンサートも含めて、多くの方が演奏を聞きに来てくださいました。私もその一人として、管弦楽部の演奏を聞き、素晴らしいひと時を過ごすことができました。今回は、メンバーの皆さんにインタビューをしました。
【演奏が終わってご挨拶】

 

――素晴らしい演奏をどうもありがとうございました。コンサートを成功に導くまで大変だったと思いますが、お話を聞かせてください。まずは、指揮者の生田優里さんに伺いたいと思います。指揮者としての醍醐味はどんなところですか。また、大変なこともあるのではないかと思いますが。
本番で指揮をすると、皆が楽しそうに演奏をしているのを間近に見ることができ、指揮をしてて、良かったなと思います。 大変なところというと、練習のときに、メンバーに指示をしたりするために、指揮者として、曲の理解をより深くしなければならないので、勉強をしたりすることです。代々、指揮者の先輩から引き継がれている本やノートも読み込んでいます。

 

――コンサートの選曲も良かったと思いますが、どうやって選んだのですか。
部員全員から、演奏したい曲をあげてもらい、皆で候補曲を聞いたりしながら、演奏幹部係(指揮、弦楽器代表、管楽器代表)の3人で決めていきます。

 

――私は、最後に演奏してくれた「交響詩 フィンランディア」にとても感動しました。これだけの大曲をあれだけ表情豊かに演奏するというのは、本当に素晴らしいと思います。
指揮者の先生にきていただき、どうやって表情を出すか、どうやって哀愁をこめるかなど、直接指導していただきました。

 

――次に、総監督の高瀬みゆきさんにお話しを伺います。総監督として今回のコンサートを終えて、どんな気持ちですか。
総監督は、係の手配や、会場の手配など、演奏会全体に関わる仕事をします。当日の段取りや、受付係などを吹奏楽部の方にお願いをしたりします。
総監督としては、このコンサートが最後の仕事として、”やりきれた感” があります。これからは、これを後輩たちに受け継いでいけたらなと思います。

 

――生徒たちだけで、準備や段取りなど、すべて行っているというのは、素晴らしいですね。最後に、部長である大内香奈さんにお聞きします。管弦楽部はどんな部活ですか。
管弦楽部のメンバーは初心者が多く、そういうこともあって、とてもがんばり屋さんが多いと思います。入りたての頃の自分から考えたら、交響曲を演奏するなんて信じられないようです。

 

――今後の管弦楽部はどうなっていくのでしょうか。
運営幹部が代替わりして、徐々に体制を次の代にシフトしていきます。管弦楽部の活動は、大変なことがあっても、舞台を終えたときの充実感は、ひとしおです。充実した活動ができるし、先輩も含めて人と人とのつながりが広がります。今度の新入生にもたくさん入部してほしいなあと思います。
また、今年の7月には、県立音楽堂で、第29回定期演奏会を開催します。
シベリウス「交響曲第2番」などを演奏しますので、多くの方においでいただければと思います。

 

――是非、次回の定演も聞きにいきたいと思います。どうもありがとうございました。

 

コンサートの模様はこちらをご覧ください。

 

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緑高男子の情熱
平成26(2014)年1月10日
男子ハンドボール部  鈴木 力

 

緑高の魅力は、伝統・自主性のある校風・高い学力と思われている方も多いと思いますが、もう一つ注目していただきたいものがあります。それは、部活動にかける熱い情熱です。緑高は、ここ数年、女子生徒が若干多いのですが、男子生徒も負けてはいません。部活動の加入率だけでなく、部活動に取り組む生徒の気持ちも非常に高いと、自信を持って言えます。

 

僕の所属する男子ハンドボール部は、顧問の田中英二先生と、11人の部員で、週6日活動しています。よく、辛いことを共に乗り越えてきた仲間がいるから、という言葉を耳にしますが、私たちハンドボール部は、まさにその言葉を体現していると思います。先生の持っている熱い思いや部員への気持ちが少しずつ伝わっていき、部員全員が高い志を持って日々活動しています。この感覚は、高校で特に激しい運動部でしか味わうことができないと思っています。男同士で汗を流し、走って、鍛えて、大切な「何か」を見つける・・・・。僕は、緑高のハンドボール部に入って、本当に良かったと思っていいます。

 

もちろん、学業も疎かにはしません。休日練習の後に、皆で教室に残って質問し合ったり、テストの点を競い合ったり、そんな仲間も自然とできてしまうのです。休みが週1日しかない中で、時間の使い方も上手くなります。

 

熱い友情、思い、執念、喜び、部活動をとおして、ともに掴み取る仲間を僕は大切にしたいと思っています。

 

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歌は人の心を動かす
〜 緑高セミナー(3) 〜
平成25(2013)年12月8日

 

緑高セミナー第3回は、「人間の歌の魅力」。シンガーソングライターであり、ボイストレーナーとしても活躍されているtomokoさんをお迎えし、人間がどうやって声を出しているか、歌うことってどんな意味があるのか、一緒に歌いながら考えました。tomokoさんのライブ演奏には、参加した約60名の方々から大きな拍手が贈られました。 参加した皆さんの感想を紹介します。
【ボイストレーニング体験中】

 

○ 歌は人の心を動かすんだ、と感じた。
○ tomokoさんの歌を聴いたとたんに涙が出ました。とても温かい歌声でした。
○ tomokoさんの声、言葉、表情がとても素敵でした。良かったです。
○ tomokoさんの歌、素晴らしかったです。鳥肌がたちました。皆で歌ったことも楽しかったです。ありがとうございました。
○ tomokoさんの歌が本当に素敵で、歌の素晴らしさを改めて感じました。丸い「あ」をいつも大切に歌いたいと思いました。歌うことは素晴らしい!
○ ソフトパレット(軟口蓋)を開くことが大切なことだと聞けてよかった。これからは自分もソフトパレットを開くことを意識して歌いたいと思った。
○ ソフトパレットを開ける、これだけを意識するだけで、自分の声の響きが変わったことがわかりました。素晴らしい時間をありがとうございました。
○ あくびをするときのような口の開け方で、ソフトパレットを開けた状態で歌うということが、とても印象に残りました。
○ 低い声と高い声を出すときに、使っている部分が違うということが印象的でした。
○ 歌を歌うときに腹筋は関係ないということに衝撃を受けました。どこを意識するというよりも、歌詞の内容を考えながら「伝える」よう歌うように心掛けたいです。
○ 歌の話、とても興味深く、自分も実践してみようと思いました。また、tomokoさんの学生時代のお話もおもしろく、刺激を受けました。
***ご参加いただいた保護者、近隣の方々***
○ 優しくて力強い歌声が、心に響いて、じーんときました。
○ tomokoさんが、言葉を一つひとつ大切にしていることが伝わってきて、心地良く聞かせていただきました。ありがとうございました。
○ 話す、歌う人の声に、聴いている人も共鳴しているということが印象的でした。
○ 体の構造から発声法を教えていただいたのは初めてでしたが、その後、皆で歌った「Amazing Grace」は、お腹の底から声をだすことができたという印象です。とても気持ちが良かったです。若い人にも、tomokoさんの生き生きとした元気さが伝わったと思います。夢を現実にし、生き生きと輝き続けている素敵なtomokoさん、いいひとときをありがとうございました。
○ 知らないことばかりでとても勉強になりました。あくびをするときのように、喉の奥に球体があるイメージで歌ったらいつもより高音が楽に気持ちよく出せたような気がしました。
○ 生徒さんたちが積極的に参加して、また真剣に聴いていて、普段の学校の雰囲気が垣間見ることができてよかったです。

 

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緑高の魅力を伝える
〜 第3回学校説明会 生徒スタッフ 〜
平成25(2013)年12月7日

 

今年度の学校説明会では、生徒たちが中心となって、本校の魅力と特色を伝えてくれた他、司会や受付などの役割も担ってくれました。終了後、協力してくれた生徒スタッフにインタビューをしました。

 

――お疲れ様でした。今日の来場者は予想を上回り、約800人もの中学生・保護者の方々が来てくださいました。皆さんが日頃思っていることや活動していることを、自分の言葉で表現してくれたことで、緑高の緑高らしさが、ストレートに伝わったのではないかと思います。今日、参加してみてどうでしたか。
阿部:僕たちは、緑高の良さを伝える側として、初めての経験でしたが、他の人の発表を聞いて、高校に入学したときの緊張感や不安だったことを思い出しました。高校生活も半分が過ぎてしまいましたが、もう一度、入学したときのフレッシュな気持ちを思い出して、高校生活を送っていこうと思いました。
山岸:僕は5歳のときに、緑高の近くに越してきました。小さい頃から、緑高に入りたかったんですが、その願いがかなって緑高に入ることができました。緑高が大好きなので、その良さを伝えられたらなあと思って今日に臨みました。
吉田:自分が中学生だった頃、先輩が発表しているのを見て、あこがれの気持ちを持っていました。今は自分が、緑高の良さを伝える側に立ち、回を重ねるごとに、アドリブもできるようになり、自分なりに成長したなと感じられるようになりました。参加者のアンケートで、先輩かっこ良かったです、と書いてもらえてとてもうれしかったです。

 

――今回、お二人は初めてで、野球部をアピールしてくれましたね。
阿部:野球部は今、人数が少ないので、一人ひとりの責任も重くなっています。野球部は厳しい面もあるけど、いいこともいっぱいあるってことも伝えたかったです。夏の大会に向けてがんばっているので、やる気のある人に入ってきてほしいと思っています。
山岸:今年は、1年生が3人で大変な思いをしていると思います。でも、つらい時期を乗り越えてがんばってほしいという思いもあり、今日は野球部のPRをしました。

 

――緑高の良さを改めて聞かせてもらえますか。
山岸:一人ひとりの個性が強いことだと思います。中学校のときは、自分の意見を言わないような感じがしていましたが、緑高は、自分の思ったことをお互いに言い合えるということだと思います。また、僕は、校則がないというより、校則はいらないと思っています。校則がなくても、一人ひとりが常識を持ってやっているし、自律できるところが緑高の良いところだと思います。
吉田:思ったことを言えて、それを否定されず、さらにプラスアルファ、こういう見方もある、こういう考え方もあるというように、いろいろな方面から言ってもらえるのがいいと思います。お互いに、それぞれは違うけれど、人を受け入れてくれる優しさがあると思います。緑高って、いろいろなことを吸収できるなって思います。
阿部:皆、明るいなと思います。入学する前は、中学校で勉強ばかりしてきた人ばかりかなと思っていましたが、実際はフランクでフレンドリー、毎日を楽しんでいる感じがします。だけど、特に行事の時など、団結したり、勝負だというときに本気になる。ここぞという時には底力を発揮する人たち、将来は大物になる人たちだなと思います。
田中校長:良さはいっぱいあるけれども、一番は皆が緑高を好きってこと。それが楽しさ、やるときはやるってことにつながっているように思います。さきほど、歩けるうちに母校である緑高を見にきましたというご婦人に会いました。緑高の一番の良さは、皆さんが緑高を愛しているということだと思います。

 

――そういう緑高の良さを今日は伝えてもらう機会になりましたね。今日来た中学生にとって、皆さんはあこがれの存在だと思います。また、保護者にとっても、緑高に入学すると我が子が、皆さんのような高校生に成長していくというイメージを持っていただけたのではないかと思います。
阿部:今日、ステージ上で、座談会風にやっているのを見ていて、自分の学校のことを自信を持って語るのは、実は難しいと思いました。自分たちのまわりの、いいところを見つけて、発表していくというのはとても大切なことだと思います。緑高の良さをもっともっと伝えていきたいと思います。
吉田:学校説明会のやり方が、去年と違ってとまどうこともありましたが、今年の方がおもしろかったし、中学生の皆さんとの距離が近くなった感じがします。私たちも、場数を踏むことで、人前で立ってしゃべることができたし、自分自身も成長することができと思います、どうもありがとうございました。
山岸:僕は、正直言って、中学生の頃から、こういう大舞台に立つことは避けていました。でも、今回、この話があったときに、やりたいって思ったんです。それは緑高に入ったおかげだと思っています。人に何かを伝えるということの楽しさを緑高で学ぶことができたし、人間的に成長できたと思います。
田中校長:皆が持っている良さを引き出すことができれば、大きなパワーになることができます。今日も、安心をしているからこそ、皆さんに対して、突然の質問をすることができました。お互いにどきどきしながらの発表、とても楽しかったです。

 

――今日は、どうもありがとうございました。

 

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緑高を語る!
〜 第3回学校説明会 〜
平成25(2013)年12月7日

 

学校説明会のオープニングは、田中校長と生徒による、緑高の良さをテーマにした対話でした。生徒の皆さんは、シナリオにない質問にもしっかり自分のことばで答えてくれました。

 

田中校長:生徒の皆さんは、横浜緑ケ丘高校を、親しみをこめて「緑高(りょっこう)」と呼んでいます。緑高は2学期制なので、ちょうど12月初めに、後期の中間テストが終わりました。2年生は、12月16日から、修学旅行です。稲垣さん、修学旅行にどんなことを期待していますか。
稲垣:一番楽しみにしているのは、沖縄の郷土料理です。
田中校長:修学旅行では、どんなことを学んでいたいと思っていますか。
稲垣:沖縄には、日本で唯一の陸上戦の歴史があるので、それを学んできたいなと思っています。
田中校長:沖縄の歴史、文化、自然、そういったものを総合的に学んでもらう、自主的な計画を立てて行動する、そういうことも学んでもらいたいし、実際の体験を通じて、平和、世界、人間、様々なことについて考えてもらいたいと思います。沖縄の新聞、琉球新報という新聞に緑高の生徒の記事が載りました。川崎に住んでいる沖縄戦を体験された方を訪ねてお話を伺った、2人のうち、吉田さんが来てくれているので、感想を聞いてみましょう。
吉田:改めて平和の大切さを感じました。自分が毎日高校に通って勉強ができること、部活動ができること、友達と会えることは、本当に恵まれているんだなと思いました。また、沖縄戦について知らないことが多く、修学旅行で学んできたいし、そのことを私自身が多くの人に伝えていかなければならないと思いました。
田中校長:11月には、総合的な学習の時間の一環として、芸術鑑賞を行いました。ミュージカル「おもひでぽろぽろ」はどうでしたか。
吉田:前の方に座っていたので、俳優さんたちの表情がよくわかり、おもしろかったです。大人の方たちが、一生懸命演技に打ち込んでいる姿が印象的でした。
五嶋:今年度1回目の芸術鑑賞はジャズの音楽でした。このように緑高では、学校全体で芸術に触れる機会があり、とてもいいことだなと思っています。
田中校長:緑高の授業はどうですか。
吉田:緑高の授業は、とてもおもしろくて、難しくて、はやいです。でも、わからないところは、後で先生に聞いたり、友達どうしで教え合ったりしています。
五嶋:個性的な先生が多く、先生によって工夫があって、おもしろくてわかりやすいです。
田中校長:「Why do you think so?」(なぜあなたはそう考えたのですか)が、今年の先生方の合言葉になっています。ところで、五嶋さん、今年、吹奏楽部は大活躍していますね。
五嶋:夏のコンクールでは、県大会を突破し、東関東大会に出場してきました。また、神奈川県庁の前で演奏する機会をいただいたり、来年1月6日には、ディズニーシーでも演奏します。
田中校長:部活動をしていて、どんなことを感じていますか。
五嶋:部活動の仲間や先輩たちと交流することができるし、お互いに刺激し合って、日々成長することができるので、一生の思い出になると思っています。これからも勉強と部活動の両立ができるようがんばっていきたいです。
田中校長:最近、本校のホームページに「みどりの風」というコーナーができました。ダンス部がこのステージで校内発表したことや、地学部が県内の発表会で高文連会長賞をとったこと、県の英語スピーチコンテストに2年生が出場したことなど、緑高生の活躍が記事になっています。こうした緑高の魅力を一言で言うと何でしょうか。
稲垣:自由です。生徒手帳、校則がありません。生徒たちは、自分で考えて行動していますが、それは、先生方が信頼してくれているからこそ実現していることだと思います。
五嶋:私は、先生と生徒の距離が近いことだと思います。先生方は相談にいくと親身になってくれますし、質問に行きやすい雰囲気があります。
田中校長:職員室の脇にテーブル、椅子の質問コーナーがあって、相談したり、質問に答えたりする風景は日常的に見られますね。
稲垣:校長先生からみて、緑高の魅力は何ですか。
田中校長:生徒の皆さんは、何事にも一生懸命だと感じています。勉強にも部活動にも行事にも、とても一生懸命に取組んでいる、やるときはやるということだと思います。
田中校長:ところで、大学に行って学ぶことの意義、皆さんはどんなふうに考えますか。
吉田:私は、職業をとおして人の役に立ちたいと思っているので、机上の勉強だけでなく、「思いやり」を現場で学びたいと思っています。
稲垣:まだ、明確な進路は決まっていませんが、社会について学びたいと思います。
田中校長:最後に緑高らしさ、これだけは伝えたいということがありますか。
五嶋:緑高では、クラスの学級委員を「組長」と呼びます。最初はちょっとびっくりしました。
稲垣:緑高には食堂があります。とてもおいしくてメニューも豊富です。私は読書が好きで、図書室の蔵書の多さも魅力です。雑誌も充実しています。
田中校長:蔵書は、3万8千冊と聞いています。来年度からは、完成間近の新校舎に移ります。
生徒たち:緑高はこのように楽しい学校です。是非来てください。

 

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実践的な英語力をみがく
〜 TOEICテスト 〜
平成25(2013)年11月8日

 

本校では、「広い視野をもち、新たな価値を創造する次世代のリーダー育成」をめざし、様々な教育活動を展開しています。その一環として、実践的な英語力(コミュニケーション能力)の育成を図るため、平成21年度から、毎年、全校生徒を対象に、TOEICテスト(インスティチューショナル・プログラム)を実施しています。

 

毎年、入学してすぐの1年生を対象に、英語の効果的な学習方法などについての講演会を実施します。そして、秋に実施するテストに向けて、2・3年生は、昨年のスコアをどこまでアップさせられるかチャンレンジしています。毎年同じ基準で自分の英語力を測ることができ、目標を設定して学習活動を進められる、そして皆で一緒にがんばれるという効果があります。平均点は学年ごとに着実にアップしており、今年度3年生の平均点は、470点でした。これは、大学3年生の平均レベルに相当します。

 

今年度、得点上昇幅の大きかった生徒(2年女子)に、感想を聞いてみました。

 

* * * * * *

 

私は去年学校でTOEICを受けたとき、400点台でしたが、今年は約200点も成績を上げることができました。

 

TOEICの参考書に書いてあったのですが、TOEICの問題は、語彙力を問う問題、文法の問題とタイプ別に分けることができるそうです。高校生の私達にはビジネス用語はあまりわからないので、今年は学校で習う文法の問題を解けるようにがんばりました。

 

けれど英語の授業の科目だと思わないで、普段の生活で外国の映画を字幕で見たり、洋楽を聞いたりもします。映画で印象に残ったシーンのセリフは覚えられるし、好きなグループの歌の歌詞は「どんな曲かなっ」と思って自然と訳と英文を照らしあわせてみたりします。このように覚えた単語や熟語が英語の授業の時間に出てくると、英語の勉強が楽しくなります。リスニングの力を鍛えることもできます。

 

英語を勉強としてだけ捉えるのではなく、楽しみながら英語を勉強するといいと思います。

 

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私の344日間
〜 フィンランドでの留学体験 〜
平成25(2013)年12月3日
3年 H.T.

 

私は2012年8月5日から344日間、フィンランドに留学していました。目的は、自分の将来の目標を達成するために、一度は日本を出て生の外国を触れ、文化や伝統を吸収する必要があると思ったからです。留学先の国はどこでもよかったのですが、候補の中で「安全」かつ「よく知らない」国であるフィンランドになりました。

 

現地で、まず困ったことは、私の英語が全く通じなかったことです。日本での成績は悪くはなかったし、発音や音読もたくさんやっていたのに、会話の返答は“Yes” “OK” “I don't know” 程度で、曖昧な表現が言えなく、悔しいと同時に情けなく思いました。また、家でも学校でも、私がフィンランド語を話しかけても英語でしか返してくれなかったことは辛かったですが、3月からお世話になったファミリーがものすごく協力してくれて、諦めかけていたフィンランド語は上達し、それまで英語で話していたおかげで、プレゼンなどでは英訳の原稿が無くても発表できるまでになりました。これは、自分の財産です。

 

また、私が利用した、国際ロータリークラブ青少年交換留学プログラム特徴の一つに「ホストチェンジ」があります。今では色々な家庭を見られたのは貴重だと思えますが、当時の自分は一つ前のファミリーシックになったり、自分の空間や時間が無くて気分が落ち込んだりしました。逆に、家族になったからこそ見られた、新たな一面があったり、嫌だと思っていたことがそうでもないことに気付いたりもしました。こういう小さな発見でも、それに気付けたことが嬉しかったです。
【ホストファミリーとそり遊び】

 

留学には付き物ですが、自分の体型の変化もかなり大きな悩みの種でした。1日5〜6食、毎回がっちり食べる では太るのも仕方ないですね。

 

次に、嬉しかったことを少し紹介したいのですが、これがありすぎて…。本当に、どんな小さなことでも私には嬉しくて、楽しかったのです。友達と映画を観た、新しく友達ができた、授業の内容が聞き取れたなど…。日本の事が好きな人が多いこと、近所の学校で日本食パーティーが催されたり、先生の計らいで日本語の授業が出来たり…、日本に興味のある人が多かったことはかなり嬉しかったです。これは本当に選びきれないです。

 

この留学プログラムのおかげで、私は世界中の国の人と出会い、友達になれました。ドイツ人の親友もできて、今でもFacebookなどを使わずに敢えて文通をしています。私はこの子が大好きで、春休みにこの子に会いに行きたいと思っていますが、また留学生みんなで会いたいと思っても絶対に不可能です。それをもっと理解して1秒1秒を過ごすべきでした。
【世界各国からの留学生と記念写真】

 

今回の留学では私の本来の目的は達成できたと思います。
心残りとしては、フィンランド語と英語がどちらも中途半端なこと、もっと多くの人と関わりを持つべきだったことです。今後、留学やワーキングホリデー等の機会があれば、もっともっと積極的に行動し、完璧でなくてもいいから、どんなことにでもどんどんチャレンジしていきます。

 

当分の目標は、助産師になる事、英語を自分のモノにする事、どんなことでも楽しんでいくことです。これが今の私に、将来の夢に近づくためにできることです。

 

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3200光年、宇宙の時間旅行の先に見えたものは……
〜「アインシュタイン 痛快!宇宙論」JOURNEY BY STARLIGHT 読書座談会〜
平成25(2013)年9月28日
伊福龍哉

 

月刊新聞『MORGEN』は、生徒会担当教諭、司書教諭を通して生徒に配布する、読書を柱とした人間の生き方を考える新聞。今回、モルゲン編集部からの依頼を受けて、新刊本の編集者を交えて本校生徒が座談会を開いた。
座談会に参加したのは、2年生5名、モルゲン編集部の遠藤法子さん、集英社インターナショナルKotoba編集部主任である本川浩史さん、私の計8名。
座談会で扱ったこの本は、今年イギリスで出版され注目を集めているという。何カ国かで翻訳出版の話が出ていて、日本では集英社インターナショナルが翻訳出版を担う。出版直前の、校正段階ゲラコピーを5名の生徒が事前に読んで、9月28日の座談会を迎えた。
この本の特徴は、「漫画で描かれていること」、「わかりやすくかつ正確に表現してあること」、「最新の科学の話題が取り上げられていること」である。監修者の尽力により、科学的な表現内容もしっかりしている本である。
さて、座談会は、相対性理論や素粒子論など難しいテーマが真剣に討議され、宇宙の始まりや行く末などについての「思考の旅」が行われた。生徒には貴重な体験となったようである。
座談会の内容は以下のとおり。(MORGEN 10月7日号より)

 

◇           ◇

 

目を開いて、疑問や興味もち続けよう

 

「想像力があれば光になって宇宙を冒険することができる」――

『アインシュタイン 痛快!宇宙論』(集英社インターナショナル刊)は、主人公がアインシュタインと一緒に光になって宇宙を旅し、宇宙のはじまりから、相対性理論、量子力学、素粒子論、生命とは何か、脳や目のしくみまで、科学史上重要な発見を学んでいくマンガだ。

同書を囲んで、神奈川県立横浜緑ケ丘高校2年生5人と理科教諭、そして同書の編集者が話し合った。理科教諭、編集者という2人の頼もしい同行者を得て、同書の宇宙旅行を疑似体験するように、思考の旅が繰り広げられた。

 

答えは一つじゃない!?

 

池ヶ谷真穂:小学生の頃から惑星や星に興味があったので、この本を読んで興味の幅が広がったなと思いました。
設楽力歩:僕は昔からアインシュタインの相対性理論に興味があったんです。光の速さに近づくと質量が増えるとか、時間が遅くなるとか。日常ではあり得ないような、でもあり得ることなんですよね。すごく面白かったし、絵もユニークでよかったです。
藤岡咲季:私は、太陽が燃え続ける理由と、原子爆弾の原理に共通点があるということにびっくりしました。
滝澤美紅:普段授業では生物、化学、物理と、まったく別物として教わっているんですけど、それがこういう風につながっているんだと感心しました。
伊福龍哉教諭:タイトルのイメージが崩れていくよね。『アインシュタイン 痛快!宇宙論』と言いながら、生命とは何ぞや? ということを含めて広がっていく。
河田早矢:アインシュタインの発見だけじゃなくて、他の科学者の発見もあって面白かったです。
滝澤:科学者の堅苦しいイメージが変わった。ヘラジカが死んじゃったティコ・ブラーエとか、かなり変人ですよね(笑)。
藤岡:ニュートンが水銀中毒だったり、悲しい人生を送っていたと初めて知りました。
河田:天才天才と言われていたニュートンでさえ、錬金術に走ったと書いてあって、科学の道一筋だと思っていたのに意外でした。
設楽:でも、全てのことを科学で証明しようとしていますよね。数学を使って。もし最初に数学を考えた人がいなかったら、全然違った方向で宇宙のすべてを証明できたんでしょうか。
本川浩史編集者:可能性としては宗教的な考え方でしょうね。神がすべて完璧に設計されたと。もともと現代の科学も宗教がどんどん発達し、そこから哲学や数学に発展していったわけですから。
池ヶ谷:惑星に古代の神々の名前がつけられていたり、神話も印象的でした。本当にいたのかなって。
伊福:実は科学って文系科目と似ていて、今のところ一番説明できるという仮説や近似値を言ってるんだよ。ニュートンの力学がアインシュタインの相対性理論に塗り替えられたように、これからも新しい法則がみつかっていくんだろうね。

 

宇宙と私たちはつながっている!?

 

河田:横浜の「子ども宇宙科学館」の中に、ボールが穴に近づくと曲がるという展示があります。小さいときはよくわからなかったけど、これは、質量が重力を生むというアインシュタインの理論を表現しているんですよね。この本を読んだ後に行ったら、もっと深く宇宙について知れるかなと思いました。
本川:そうですね。重力と言えば、太陽と地球だと、太陽の重力で地球が回っていると思っているけど、地球も太陽に対して影響を与えている。お互いに質量がありますから。
池ヶ谷:太陽も引っ張られているんですか?
本川:そう、揺らいでいるんですね。そして地球は太陽の周りをすごいスピードで回っているから太陽に吸い込まれない。実際は太陽に向かって落っこち続けているようなものなんです。
滝澤:それって、真ん中に原子核があって、その周りを電子が回っているのと同じですか。
伊福:それは電磁気力だね。重力も電磁気力も、自然界の基本法則のひとつなんだよ。
滝澤:宇宙から始まって、終盤アインシュタインが私たちの目の中に入っていくけど、今の話からもすべての出来事が自分にも関係しているんだと思いました。
藤岡:この本には「なぜ?」と思うことがいっぱい書いてある。当たり前に思っていることや神が絶対的な存在だという考えを塗り替えようとするのはすごく大変だと思うんですけど、それを「なぜ?」と思えた科学者たちがすごい。本格的な勉強をする前にこの本を読んだら、いろいろ関心がもてて勉強しようかなという気持ちになれると思いました。
池ヶ谷:私は、真実は一つじゃない、法則などは、現段階でわかっている仮説や近似値だという話が衝撃でした。今までは自分の見たものだけを信じていたけど、見方を変えればいくらでも答えが出てくる。そういう考え方をこの本に教えてもらったと思います。
河田:遠いところから身近なところに近づいてくる終わり方だったから、頑張って読み進めたのかもしれないです。
設楽:「そもそも、なぜ宇宙に法則が存在しているのか」という問いは、確かにそうだと思いました。昔は不可能だと思っていたことが今は可能になり、今あり得ないようなことが今後できるようになるのが楽しみだし、自分もそういう発見ができたらいいなと思わせてくれる本でした。
伊福:自分の頭をフルに使って、この本の本質に近いところを読み解いて疑問に思っていく君たちの思考に感心しました。この本を通して物事を見抜く力がみえたので、なんらかの化学反応を起こしそうな気がする。今後の君たちに期待したいなと思います。(笑)

 

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タケ化石を解き明かす! 〜高等学校理科部研究発表大会〜
平成25(2013)年11月2日 県立青少年センター

 

地学部では、昨年度から継続研究してきたものをまとめ、高等学校理科部研究発表大会で発表し、「高文連会長賞」に推薦されました。(受賞式は、1月18日(土)に行われる神奈川県高等学校総合文化祭総合閉会式にて行われます。)

 

「中津層群から発見されたタケ化石の種類に迫る」
昨年、相模川上流の中津層群で発見した化石が、タケ、ササ類の化石であることがわかったので、今年度はその種類に迫る研究をしました。富士竹類植物園を訪問し、大きさや環境などから、5種類のタケに絞り込み、標本として持ち帰りました。そして、厚さを計測したり、顕微鏡を使って観察、横浜国立大学の走査型電子顕微鏡を使わせていただいての観察もしました。その結果、タケの厚さ、断面の様子、維管束の穴の配置、維管束の周辺にある三日月型の穴構造の有無などから、この化石は、マダケの可能性が高いことがわかりました。このことは、マダケが日本に元々存在していたことを裏付ける興味深い発見といえます。
【地学部発表】

 

――研究活動のおもしろさって、どんなところですか?
昔のことや想像でしかわからないことを解き明かしていくところがおもしろいです。新たな発見があり、その成果を仲間と分かち合えるのもうれしいです。皆で活動していると、自分が思いつかないようないろいろなアイディアが出てきたりします。 また、研究をしていく中で、国立科学博物館や富士竹類植物園など、専門家の方々を訪ねて指導をいただくことがあります。この化石も当初、骨の化石かと思っていたのですが、もしかしたらタケかもしれないというアドバイスから、一気に研究の方向性が変わりました。大まかな研究プロセスの計画はあるのですが、新たな発見があったりすると、ぐぐっとそちらにアプローチしたり、別な視点を探したりというところも研究のおもしろさです。

 

――今回のプレゼンテーション、緊張しましたか?
大勢の前でプレゼンテーションをするのは初めてだったのでとても緊張しましたが、やってみて良かったです。とてもいい経験になりました。自分たちでここまで研究をして、その成果を多くの人に知ってもらうことができたことで、この研究に自信を持つことができました。また、他校の発表を聞く中で、こういう研究のやり方もあるのか・・・という発見もありました。

 

――タケ化石の研究以外にはどんな活動をしているのですか?
天文分野では、学校での観測会を行っています。また、夏には合宿で長野に行き、星や星団、金星、土星などの惑星を天体望遠鏡で観測しました。写真ではない、実物を自分の目でくっきり見ることができました。

 

――これからの地学部の活動は?
天体観測を続けることに加え、中津層群には、まだまだ研究対象になるものがたくさんあるので、タケも含めて、来年に向けて発展させていきたいです。

 

――最後に、緑高の魅力ってなんですか?
歴史がある学校で、古いところと新しいところがいい形で混在している中で、自由な校風が魅力です。自由の中にも規律があって、自分たちのやりたいことをできるところです。

 

――今日はどうもありがとう。来年度からは、新しい地学室での活動になりますね。今度、観測会にも参加させてください。これからも地学部の活動を応援しています。

 

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迷彩服って、こんな風にできてるんだ! 〜緑高セミナー(2)〜
平成25(2013)年11月9日

 

緑高セミナー第2回は、「迷彩服を科学する」。東洋紡機能材事業本部特需グループ主席顧問であり、理学博士の今福正幸氏をお迎えして実施しました。
途中、迷彩服の生地の燃え方についての実験も交えて、様々な角度からお話をいただきました。参加した皆さんの感想を紹介します。

 

○ 迷彩服を作るうえで、考えなければいけない要素が多くあり、その中でも「色」は様々な場面を想定して考えられているということで、勉強になりました。
○ 布を触らせていただいたことや、布にも赤外線をとおす、とおさないなど、様々なことがわかり、興味深く思いました。
○ 時季によって柄が変わり、色の数や面積までも細かく考えられているということが一番印象的でした。また、実験で見た、火が消えて人体が守れる服というのはすごいと思いました。
○ あまり質感が変わらないのに、難燃性のある布とない布での燃え方の違いに明らかな差があったのに驚いた。
○ ものづくりの手順は、「構想→研究→開発→運用」であり、他の多くのことに応用できるということが印象に残りました。
○ ただ漠然と研究開発を行うのではなく、はじめにコンセプトを設定することがとても大切なのだと感じました。
○ 考え方の基盤はどこにおいても同じ、という言葉が心に残った。
○ この進路に進んだらこういう仕事しかできない、と固執せずにいろいろなことに挑戦していきたいです。

 

同じように見えるのに、難燃性のある布は燃えないというのは驚きでした。ものづくりにこれだけこだわっているということもよくわかりました。目的に合わせて研究を重ね、それを具体化していくこと、そしてそれはどの分野にも共通することだと感じました。さらに今福氏のキャリアを通して、生徒たちは、それぞれ学ぶことがあったのではないかと思います。
【布の燃焼実験】

 

緑高セミナー次回は、12月8日(日)シンガーソングライター・ボイストレーナー のtomoko 氏をお迎えし、「人間の歌の魅力」と題して実施します。

 

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チャレンジ! 〜 英語スピーチコンテスト 〜
平成25(2013)年10月27日 県立国際言語文化アカデミア

 

 英語によるスピーチコンテスト、2年生の藤田さんが、予選を突破し、一般部門(14名)に出場し、「Part of Me」と題したスピーチを披露しました。入賞はなりませんでしたが、会場につめかけた多くの人の前で、自分のメッセージを力いっぱい届けてくれました。いただいた楯を持って報告に来てくれた藤田さんに聞いてみました。

 

――スピーチコンテスト本選出場おめでとうございます。出場しようと思ったきっかけは?
普段からいろいろなことに興味を持っていますが、スピーチコンテストの話を聞いたときに、自分の思っていることを人に伝える、しかも英語でということにチャレンジしてみようと思いました。

 

――どんな準備をして臨んだのですか?
まず原稿を日本語で書きました。それを英語にしていきましたが、英語独特の表現や、微妙なニュアンスの違いなどに苦労しました。恥ずかしいというのを「ashamed」と表現したら、それは顔が真っ青になるような恥ずかしさで、顔が真っ赤になるような恥ずかしさは「embarrassed」だよと先生に教わりました。英語は奥が深いなあと思いました。英文の原稿が完成してからは、発音練習、特に「R」の発音は何度も練習をしました。表情も大切だよというアドバイスをいただき、鏡を見ながらリハーサルをして本番に臨みました。

 

――スピーチでは、何を一番伝えたかったのですか?
私のことを大事に見守ってきてくれたおばあちゃんへの思いを話しました。わがままを言ったり喧嘩をしたりすることもあるけど、とっても感謝しているんです。そんな気持ちをスピーチで表現しました。そして、私の話を聞いてくれた人が、自分にとって大事な人への感謝の気持ちを思いおこしてくれたらいいなあと思いながらスピーチしました。当日は、ちょっと緊張しましたが、とても楽しかったし、自分としては、言いたいことを言えたという感じで、満足しています。上位に入賞した人たちは、動作も大きいし、自信を持ってはっきりと英語でしゃべっていると感じました。とても刺激になりました。かっこ良くしゃべっている人を見て、自分もこうなりたいなあと思いました。

 

――これからは?
私は、今、言語を学ぶことにすごく関心があります。英語の授業でも発音には気をつけようと思います。また、英語をたくさん聞く機会をつくっていこうと思います。また、YouTubeで、「TED」(様々な分野で活躍する人のプレゼンテーション)を見ています。あんな風にかっこよく英語でプレゼンテーションできたらなあと思います。

 

――将来の夢は?
最近、数学の授業では、微分積分や対数の勉強をしていますが、自分であれこれ考えるのも楽しいし、数学を活用してこんなことにも応用できるんだってことを知ると、そのすごさにおーっと思います。教員になって、数学の美しさを伝えていけたらなあと考えたりします。緑高の先生たちは、とても楽しそうに授業をしているんですよね。先生は、勉強を教えるだけではなく、普段の生活や部活動なども含めてトータルに子どもたちの成長を支えていくというところも魅力です。

 

――緑高のいいところは?
先生と生徒の距離が近いところです。言い換えると、お互いに気を使っているってことかな。生徒たちは、良識をもって行動していると思うし、先生に対しては、親しみと尊敬を持って接していると思います。それに対して先生たちは、私たちのことを尊重してくれているし、親身になってくれます。あったかい学校だなと思います。

 

――こういう話を聞くことができて、私もとても嬉しく思います。どうもありがとう。

 

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緑高セミナー(1)
平成25(2013)年10月19日

 

次世代を担うリーダーとして、幅広い分野の教養を深め、多角的な視点から考える力を養ってほしいという観点から実施しているものです。今年度第1回は、本校の卒業生でもあり、早稲田大学参与、作家、元サントリー広報部長でもある小玉武氏においでいただき、「時代を写す<合わせ鏡>=広告」を題してセミナーを開催しました。
保護者、卒業生、近隣の方なども参加していただく中、1年生から3年生まで、30名弱の生徒さんたちが熱心に映像を見たり、小玉氏の話を聞きました。
参加した皆さんの感想を紹介します。

 

○ 広告というものが社会に影響を与えているものというイメージが強かったのですが、広告というものがその時の社会を写しているということもあるということを、今回のお話を聞いて感じました。
○ ただ商品を宣伝すればよいというわけではない。それによって起こってしまうかもしれないリスクを考えなければいけないのが大変だと思った。
○ 広告を通して、ただの企業のイメージだけでなく、世の中がわかるということに驚いた。
○ 昔のCMと今のCMとはやはり、同じような商品を紹介するにしても違った表現方法が用いられていておもしろいなと思いました。
○ TVコマーシャルなどで企業名を印象づけるような広告があるけれど、ブランド的に名前を覚えてもらうことは、そのCMの商品の売り上げだけでなくその会社がやること全般の信頼が生まれるので、大切なことだと思いました。
○ 電通「鬼十則」*は、私の生活にもあてはまるなと思いました。勉強も部活動もこれを大切にすれば、さらに良い生活になるのではないかと思いました。
○ 特に俳句の世界が深く、それが広告以外にも通ずるところがたくさんあるのではないかと思った。

 

このセミナーをとおして、それぞれが新たな視点を得て、次のステップにつなげていけるのではないかと思います。
私自身は、サントリーという企業が、酒造メーカーとして単に商品を作って売るということでなく、未成年者の飲酒やアルコール依存症などにも配慮しつつ、人々の生活をどうしたら豊かにしていけるのか、企業として社会にどう貢献していくのかという視点を持って会社経営をしていること、そしてそれが広告という媒体をとおして伝えることの意味を考えることができました。
緑高セミナー次回は、11月9日(土)東洋紡機能材事業本部特需グループ主席顧問であり、理学博士の今福正幸氏をお迎えし、「迷彩服を科学する」と題したセミナーを実施します。
【第1回 緑高セミナー】

 

*参考
電通「鬼十則」   電通の第4代社長吉田秀雄氏が提唱。
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

 

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ダンス部 校内発表
平成25(2013)年10月9日

 

ダンス部はいつも西館の教室で活動をしている。教室内の机椅子を片付けて大きな鏡を運びこみ、練習場所を確保する。練習が終わると、翌日の授業に支障がないように掃除をして教室を再現している。
そのダンス部が校内発表をするという。配られたちらしを見ると何やら楽しそうな感じ。そして、昼休みの体育館へ。既に多くの生徒たちが見に来ていて、ダンス部のステージが始まっていた。テーマは「ディズニー」。大きな絵本を開くと、その中からディズニーの世界が飛び出してくる、次から次へと軽快な、そしてアクティブなダンスが続く。音楽、照明、ナレーション、ダンス、連携がよくできている。観客を飽きさせない。フィナーレではそれぞれの衣装を着たメンバーが総出演。多くの協力者に感謝を述べて、静かに絵本が閉じられる。
【ダンス部校内発表】

 

緑ケ丘高校の昼休みは、45分しかない。始業前の準備、そして4時間目の授業が終わるやいなや、体育館に集合し、30分のステージ発表をした後、遅刻することなく5時間目の授業に向かう。40名以上いる部員をとりまとめて、ダンスを仕上げるのも大変だと思うが、この段取りの良さ、このイベントを取り仕切るリーダーシップたるやということで、後日、部長の高橋さん、副部長の栗田さんの二人にインタビューをした。

 

――この校内発表をするきっかけ、そして準備は?
ダンス部では、毎年この時期に校内発表をしているので、今年もということで準備をしてきました。テーマ「ディズニー」は、ストーリー性を持ったものにしたいと思い、43名の部員皆で決めました。今回は、1・2年合同で、5つのジャンルに分かれ、2年生が中心になって、振付けや選曲、照明、衣装の準備などもすべて自分たちで行いました。

 

――43名のメンバーをとりまとめるのは大変?
イベントに向けて皆のモチベーションをあげていくのが大変です。終わった後にやれやれっていう感じになっちゃうので、次のイベントに向けて練習計画を組むなどの工夫をしています。私たちの代になって最初は苦労したこともありましたが、先輩にアドバイスをしてもらったりしたことで、やってこれました。

 

――今後のダンス部の抱負は?
ダンス部の活動を続けるのはもちろんですが、ダンス以外の普段の生活の場面でも、部員たちがきちんとやっている姿を見せて、そういう面でも今より信頼されるような部にしていきたいと思っています。

 

――ダンスしているときって?
好きなことをしているので、とても楽しいです。身近にお手本になるような先輩がいるので、自分を高めたいという向上心が深まります。

 

――最後に何かメッセージは?
校内発表を毎年行うためには、バスケット部の協力を得て場所を貸してもらったりしているので、そういう人たちにも感謝する気持ちを忘れずにダンスを続けていきたいと思います。これからも、もっともっといいダンスを作って、皆さんに感動してもらいたいと思うので、よろしくお願いします。

 

――是非、こうした思いを後輩にも受け継いでいってください。どうもありがとう。

 




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