『ふくしま「学宿」』

2019年8月18日~20日に福島県浜通り地域を1・2年生の37名が訪れました。

現地を「歩き」、現状を「見て」、新たな地域づくりをすすめる人たちの話を「聞き」、同世代の高校生と「対話して」、さまざまな問題に共感してこれからの社会を「考える」3日間でした。

1日目【8月18日(日)】

福島県環境創造センター「コミュタン福島」で、放射能などの現状について説明を受けました。

フィールドパートナーとして同行してくださった「まちづくりなみえ」の菅野孝明さんが、これからの3日間の取り組みについて話してくださいました。

最初のワークショップでは、現在の福島のイメージを共有しました。

葛力創造舎の下枝浩徳さん

震災と原発事故による人口流出がすすんだ葛尾村の活性化について、「結(ゆい)」という村の価値と、「志」を語っていただきました。

一般社団法人AFWの吉川彰浩さん

福島第一原発の模型を使いながら、かつての双葉郡の姿や原発の光と影などの話を通じて、「その先」にあるものを考える大切さを語っていただきました。

1日目の活動を振り返り、「地元愛」や「正義」というテーマで活発な議論をかわしました。

2日目【8月19日(月)】

ふたば未来学園高校の演劇部の皆さんとアイスブレイクを行いました。

双葉郡未来会議の平山勉さん

「ふたばいんふぉ」にお邪魔して、地域再生に向けての思いや活動について語っていただきました。

ふたば未来学園高校の皆さんの案内で、富岡町の県立富岡高校(休校中)と夜の森地区でフィールド学習を行いました。

富岡高校

夜の森地区

新福島変電所で東京電力の取り組みについて説明していただきました。

説明してくださった坂本裕之さんは緑高の卒業生(34期)でした。

東京電力の「廃炉資料館」を見学しました。

ふたば未来学園高校に戻り、地元で震災を体験した皆さんがその時の状況や現在について語ってくれました。

各班に、ふたば未来学園高校の生徒の皆さんが加わり対話の時間です。お弁当を食べながら、2時間近く語り合いました。

テーマは「もし自分の住む地域が双葉郡のようになってしまったら」、そして「この経験を通じてこれから自分たちはどう行動するか」です。

各班による対話を経て、2つに分かれて発表をしました。

朝の8時から、夜の8時まで、約12時間にわたる交流と対話が終了しました。ふたば未来学園高校の生徒の皆さん、そして先生方をはじめとする関係者の皆さん、ありがとうございました。

3日目【8月20日(火)】

浪江町でフィールド学習を行いました。

請戸港の堤防 正面にうっすら見える鉄塔が福島第一原発 

津波で被災した請戸小学校

海が一望できる大平山霊園にある震災慰霊碑

海が一望できる大平山霊園にある震災慰霊碑.JPG

NPO法人Jinの川村博さん

映像を見ながら、トルコギキョウの栽培などを通じて、震災後の地域振興についての話をしていただきました。

3日間のまとめのワークショップ

テーマは「学びを『自分』のものに!」

①情報整理  ②考え続けたいこと(「日常」とのつながりを意識する)  ③3日間で「何」が変わったか

班ごとにまとめて全員で発表